本物を見た 聴いた!
シャンテ・ラヴィー代表 平野晃代(福岡市在住)

 会場の熱気はすごかった! 客席からとどろくような拍手、アンコールの声また声…、さすがプロ、これがプロと感動致しました。息のあったピアニストと奏でる音楽、優しく烈しく歌い上げる奥深いシャンソンの世界、そしてステージから下りて一人一人に心から接しながら歌ってくれた槇さん、こんなに近くで本物の音楽に触れられたことを、本当に幸せに思いました。実は、槇さんが久しぶりに九州入りをするということを伺ったのは、11月に入ってからでした。実力者歌手として知られる槇小奈帆さんのステージを、いつか福岡で企画したいと思っておりましたが、その“時”と自信は、正直言って私の中にまだありませんでした。こだわりの槇さんのステージを設けるには、あまりにも時間がなかったのです。でも1日は24時間あります。私の心は迷わずgoサインを出しておりました。いい音楽を聞き分けられる耳と心のある方だけを集めて、小規模でもなんとかこのチャンスを生かしたい…。1日10時間(?)は構想を練りました。会場は福岡アパホテルに決定、新聞にインフォメーションを流しました。急きょ企画したコンサートだったのに、大分、熊本、山口、北九州からも、銀巴里時代からのファンの方やシャンソンファンが100名以上も集まって、満席入場制限となったのです。「まったくお名前も知らない方だったけれど、本当にこんな方がいらっしゃったのですね!」「ピアニスト(淡海悟郎さん)も凄かった。感動でした!」「もっともっと聴きたかった!」「遠くからかけつけて来てよかった」などなどと、終演後も皆さんの熱気は冷めませんでした。打ち上げには半数もの皆さんが参加して、延々と話に花が咲きました。何ごともやる気と情熱に尽きると自分を褒めています。

 今までは音楽はなんでも好きで心が躍りましたが、年齢を重ねるごとに心に傷を受けることも多く、シャンソンのなかに人生を見出して私も勉強を始めております。二度とない人生のひとコマを、言葉にできない感動と共に味わえるだけで生きている喜びを感じます。これからもシャンソンを少しでも広げ深めていきたい、そして、今回入場できなかった皆さんのためにも、もっともっと充実したコンサートを実現したいと、心新たに思っております。槇さん、これからも心の歌を歌い続けて下さい。本当にありがとう!!

 そして 御来場下さった皆さん、ご協力下さった皆さん、本当にありがとうございました!!

○お便り紹介
(このページは解放区です。皆さんの近況など、お寄せ下さい)
☆いつも友の会会報やコンサートの御案内をお送り頂いてありがとうございます。母の介護、家庭の事情で東京には伺えず残念に思っておりました。今回のDMで『札幌銀巴里』出演を知り大変嬉しく、かねてよりの念願が叶った喜びでいっぱいです。年があけ1月末、“北国の冬真っ盛り”の中で聞く槇さんのシャンソン、今から待ち遠しくドキドキしております。合間に少しでもお話できたらそれも楽しみです。
札幌市 S.Hさん

☆ 槇さんが歌い出したとたん、強烈に惹きつけられました。ものすごいインパクトでグイグイ引き寄せられていきました。「子守唄を知らない」のお話の時は思わず涙腺が緩んで…。自分の心のサイズで、なにかがキチンと届けられる…。だから、また行きたい、また、聴きたいと思うのでしょう。隣り合わせの方々も「本当に来て良かった」と…。コンサートの成功は「さすが平野さん!」と感服しました。〜略〜
(福岡からのFAX)

☆ 7月12日の博品館劇場「私のパリ祭」、東京に住む娘と一緒に行きました。ブラボー!!20歳の頃の忘れていたこと、たくさん思い出しました。銀巴里のこと、18歳の時、父が癌で亡くなり暗い性格になっていたころのこと、子供を産んで生きる希望を持ったことなど…。娘と一緒にシャンソンが聞ける幸せ!!槇さん、これからも頑張って下さい。
大阪府 M.Tさん

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